入浴でも使える温浴用マスク

温浴用マスクで感染症を予防しよう

コロナ禍以来、私たちの生活は大きく変わりました。
感染症予防への意識が高まり、帰宅後の手洗いやうがい、外出時のマスク着用を行う方が増えています。
コロナ禍では外出を自粛し、温泉などへの旅行を控えていた方も多いことでしょう。

しかし、新型コロナウイルスが5類移行となってからは外出する機会が増え、温泉にも大勢の人が戻ってきました。
とはいえ、まだまだ新型コロナウイルスに感染する方は大勢いらっしゃいます。
不特定多数が集まる温泉では、他の人の咳やくしゃみ、会話が気になるケースもあるでしょう。
温泉での感染症対策が心配という方は、温泉用マスクを使ってみてはいかがでしょうか?

一般に多く流通している不織布などのマスクを入浴時に使用すると、息苦しい、暑いなどの不快感があるだけでなく、塗れると鼻や口に密着することがあるので危険です。
そこで、入浴用に開発されたのが温泉用マスクなのです。
メーカーによってさまざまな種類がありますが、メッシュ構造になっているものや、顎に密着させずに呼吸がしやすい構造のものが一般的です。
素材もビニールやシリコンなど、塗れても使えるものが採用されています。

温泉用マスクの効果

温泉用のマスクは、通常のマスクと同様、新型コロナなどのウィルスが飛沫感染しないように口元をガードするためのものです。
水に濡れても口や鼻に密着しない素材や構造なので、浴室でも安心して使えるのが特徴です。

新型コロナは飛沫によって感染します。
会話や咳、くしゃみなどの際に、ウイルスを含んだつばが細かな水滴となって飛び散り、それを浴びたときに感染するリスクが高まります。
このような飛沫感染の予防対策として推奨されているのが、マスクです。
飛沫の水滴は粒子が大きく、マスクに使われている不織布などの繊維を通過することができません。
マスクで口や鼻をガードすることで、ある程度の感染が防げると考えられているのです。

これまでは温泉のような水場で使用できるマスクは少なかったのですが、コロナ禍によってさまざまなマスクが開発され、温泉や銭湯などで使える温泉用のマスクも登場しています。
ネット通販で手軽に購入できるので、便利です。
たとえば、フットマーク株式会社が販売している「温泉用マスク」は、シリコン素材で飛沫をシャットアウトし、塗れても快適に使えるよう開発されました。
スパイラルコードで顔に固定しつつ、鼻に引っかけるようにして装着するデザインになっており、息苦しくないように工夫されています。
下に引っ張るだけで素早く首元に移動させることができるので、洗髪時に邪魔になることもありません。
大人用だけでなく子供用も販売されており、家族ででかける温泉旅行にも安心です。