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雪深い山形の温泉であたたまる!山形県の人気温泉ランキング

山形県にはたくさんの温泉がありますが、その中で人気のあるところを探してみました。
温泉に行く際の参考になさってください。

秘湯の姥湯温泉

「姥湯(うばゆ)温泉」は、人里離れた場所にある秘湯です。
たった一軒の温泉旅館「桝形屋」が営む秘湯感満載の温泉しかありません。
吾妻連峰の北側、標高1,250mという山の中になりますので、自然を満喫したいという人にはぴったりではないでしょうか。

アクセス例ですが、東京からですと東北新幹線に乗って約90分で福島駅まで行きます。
福島駅からは奥羽本線で約30分乗り、峠駅で降りてください。
峠駅より宿の送迎車あります。
車で約25分です。

泉質は単純酸性硫黄泉で、100%源泉かけ流しの乳白色の湯になります。
日帰り温泉もありますが、12月から4月の厳冬期は営業していないので、問い合わせをしてから行きましょう。

日本海側代表のあつみ温泉

「あつみ温泉」は山形県の中の日本海側を代表する温泉地です。
歴史のある温泉地で、開湯から1000年以上もたっています。
江戸時代には庄内藩の湯役所が置かれていたように、古くから保養地として人々に愛されていたのです。
多くの文豪が訪れてことでも有名です。

アクセス例は東京からですと上越新幹線に約120分乗り、新潟駅下車です。
新潟駅からは約90分JR特急いなほに乗ってあつみ温泉駅下車です。
庄内空港からですと、車で約40分になります。

泉質は塩分を含んだナトリウム・カルシウム‐塩化物・硫酸塩泉です。
海に近い温泉ならではの泉質でしょう。
肌に薄い塩の膜ができ、体がぽかぽかになります。

大銀山だった銀山温泉

「銀山温泉」は1600年頃に発見されました。
名前の由来は、江戸時代初期に大銀山として栄えた「延沢銀山(のべさわぎんざん)」がこの地にあったことに因んでいます。
大正ロマンを思わせるようなおしゃれな景観が大きな特徴で、川沿いに並ぶ建物にジブリ映画「千と千尋の神隠し」の湯屋を思い浮かべる人は多いでしょう。

アクセスは東京から山形新幹線に乗り、約200分で大石田駅まで行きます。
大石田駅からはバス乗り、約55分で尾花沢経由で銀山温泉に着きます。
山形空港からですと車で約65分です。

泉質をご紹介しましょう。
源泉は、無色透明で少し硫黄の香りがするナトリウム‐塩化物・硫酸塩温泉ですが、低張性中性高温泉ともいいます。
しっとりしているお湯は冷え体を芯から温めるのです。
大正・昭和に活躍した歌人・齋藤茂吉もこの温泉を好んで訪れました。

ケガが治ったという肘折温泉

「肘折温泉」は昔、肘を折った老僧の傷が、ここの温泉に入っただけで治ったという伝説がその名の由来です。
1200年も前からこの地で温泉が出ています。
豊富な湯量が有名で、20軒ほどある旅館は全て源泉かけ流しです。

アクセス例は東京から山形新幹線で新庄駅まで約210分乗ります。
その後、新庄駅から肘折温泉までバスで約60分です。
山形空港から観光ライナーで80分になります。

泉質はナトリウム‐塩化物・炭酸水素塩泉です。
しかし、利用している源泉によっても効能がいろいろあります。

スノーリゾートして有名な蔵王温泉

「蔵王温泉」は国内屈指のスノーリゾートとして有名な山形蔵王にあります。
多くのスキーヤー・スノーボーダーが訪れる場所としても有名でしょう。
開湯は1900年前で、太古より多くの民衆に愛されてきた歴史のある温泉です。

アクセス例は東京から山形新幹線に乗るとり約150分で山形駅に着きます。
山形駅から蔵王温泉まではバスで約40分です。
山形空港からは車で約60分になります。

泉質は強酸性の硫黄泉です。
何と、日本で2番目に酸が強いために「東北の草津」という異名も持っています。